退去する際に原状回復を行いますが、もし過失や故意で原状回復費の清算を行わないといけない場合はいつ頃清算があるのでしょうか?また、清算時にはどのような注意をしていれば良いでしょうか?
貸主によって違いはあるが、基本的は1か月ほど
退去補修費の清算は基本的に1か月ほどかかります。貸主側としても次の入居者を募集しないといけませんので、それよりも早くなることがありますが、これは基本的に家主によって違います。その為、1か月間は敷金は戻りません。
清算を行う前に見積もりを出してくれるところはほとんどない
清算を行う前にこれぐらいの費用がかかりますと見積もりを出してくれるところはほとんどといっていいほどありません。清算にかかった明細書は見せてもらえますが基本的に事後報告になってしまいます。その為、思いのほか料金が高かったなどのトラブルになることが多いのです。
中にはどれぐらいの費用がかかったか明細を渡さないところもある
悪徳業者の場合、どれぐらいの費用がかかったのか明細を渡さないところもありますので、注意しましょう。何も言わずに敷金から退去補修費を差し引いた額を振り込む、もしくは悪質な場合は敷金を振り込まないところもありますので注意する必要があります。
清算でおかしいところがあった時の場合
清算でおかしいと思うところがあれば、実際の部屋に行って確認しておきましょう。立ち合いの際に何も問題の無いところが補修されている、違う素材が使用されているのなどの場合もありますまた、退去時の原状回復の立ち合いの際に写真などを撮影しているとそれだけで、証拠になりますので写真は撮っておくようにしましょう。
清算には様々な注意が必要
いかがでしたでしょうか?清算時期は業者によって違い、またそれ以上に清算の料金についても非常に差が出てきます。もし悪徳な業者に出会っても立ち向かえるように写真などを撮影しておくことをおすすめします。また、ガイドラインもチェックして不正なところに料金を支払わないように注意しておきましょう。