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リフォームOKの借主負担型DIYでは原状回復が不要?

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最近では若者を中心に人気のある借主負担型DIYという物件があります。これには双方のメリットがありますので、興味がある方は是非参考にしてください。

借主負担型DIYとは?

この物件は、リフォームは借主で行うというものであり、自分の好きなように物件をDIYして住むことができます。また、原状回復も必要ないという借主側からすれば非常にメリットが高い賃貸方式です。

借主側の具体的なメリット

借主のメリットとして一番大きいのは退去時に原状回復費が必要ないということです。通常どんな物件に住んでいても原状回復は必要であり、場合によっては数万円から数十万円かかることもあります。それに加えて部屋に傷をつけられないなどの心理的な負担からも解放されます。

また、好きなように自分で部屋を作れるという点でもメリットは大きいです。通常であれば釘すら打てないのですが、このDIY型では物件によってはキッチンを作ったり、水回りの変更、壁をぶち抜いたりできることもありますので、まさに自分の好きなように部屋をデザインできるメリットがあります。

貸す側としての具体的なメリット

借りる側のメリットが目立ちがちですが、貸す側からしても非常にメリットが高いのがDIY物件です。通常であれば部屋を綺麗にしてから入居者に貸すのが一般的ですが、この方式ですとDIYで自分の好きなように変えてもらうので、入居前に綺麗にする必要がありません。初期費用が非常に安く済むのです。

また、通常であれば築年数によって家賃の相場は下がってきますが、DIY方式ではあまり大きな変化はありません。これもDIYでの入居が有りの為、新しくて綺麗な物件である必要がないからです。

DIY物件は人気

国土交通省ではDIY物件の取り扱いのガイドラインも発行されているほど現在非常に人気の賃貸方式です。誰も住んでいない家が非常に多いということもDIY物件を推す一つの要因となっています。高齢者が非常に多くなった現在、居住者が老人ホームに入ったり、亡くなったりして空き家が多くなっています。綺麗にして貸すにはお金もかかるので、賃貸にもされていなかった物件がDIY物件として人に貸されているのです。