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大家とよくあるトラブルの原因

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退去時のトラブルの多くは大家(貸主)とのトラブルです。ここでは大家とのトラブルの原因をいくつかご紹介していきたいと思います。原因がわかれば対策も立てやすくなりますので、是非参考にしてみてください。

故意、過失での破損や汚れを報告していない。

 

住んでいれば自分の意図していないところで、部屋を破損してしまうことがあります。これを退去時まで黙っている、退去してから大家が気付くなどがあればトラブルになりやすいです。もしそういった破損などをしてしまった場合には大家にその都度報告をしておきましょう。大家が気付くのと、借り手側から報告するのとでは随分印象も違いますので早めに対応しましょう。

また、破損などの場合はそのまま使用していると、さらに破損がひどくなってしまうこともありますので、その点を考えるとやはり、早めに報告、修理をするのが良いでしょう。

 

現状回復問題

原状回復の問題は大家とのトラブルで一番多い問題です。特に報告をしないようなことをしていると後々原状回復でのトラブルになりやすいです。修理費が異常に高い、覚えのない部分で修理費を請求されているなどです。

そうならないためのおすすめの方法は、入居時に部屋全体の写真を撮っておくことです。そうすることによって、この破損や汚れは入居時についていたものか、入居後についたものなのかを容易に判断できます。

 

退去を契約通りに進めていない

 

契約書には退去をする場合の契約が書かれています。「退去日1か月前に報告する」「ゴミは置いていかない」「掃除をする」など様々な決まり事が書かれているかと思いますので、その手順を踏んで退去するようにしましょう。また、無理なこと、例えば急に退去しないといけなくなった、どうしても運べないものがあるなどの場合は融通を効かせてくれることもありますので、一度相談してみましょう。

 

どちらにしても大切なことは事前に大家に相談をすることです。大家も人ですので、急に退去することを聞かされた、その上で無理なことを言ってくるとなるといい気はしないはずです。相談することがあれば退去を報告する前に一度話をしておきましょう。

大家とのトラブル原因は回避できることが多い

大家とのトラブルの原因では金銭がからむことが多くなります。しかし、それは「事前に何も言っていなかった」、「退去時の決まりを守っていない(借り手側、大家側共に)」など、ちょっとしたミスが原因になっていることが大半です。「知っていれば防げるトラブル」が非常に多いので、事前に相談、報告をしておき双方気持ち良く退去できるように常識的な配慮を行えば、トラブルは防止することが可能です。