賃貸は主にマンション、アパート、一軒家に分かれるかと思います。この記事では、それぞれの物件の注意したいポイントについてご紹介していきます。
マンションを退去する時の注意点
マンションはかなりの居住者が暮らす集合住宅ですので、その辺りを考えて退去をする必要があります。隣の方はもちろんですが、上の階の方、下の階の方にも挨拶をしておいた方が良いと言われています。また、自治会もあるかと思いますので、自治会長かその位置に近い方には挨拶をしておきましょう。おそらく入居時に挨拶の粗品をお渡ししているかと思いますので、退去時はどちらでもよいかと思われます。
また、引っ越しの際はできるだけ静かに他の住民の迷惑にならない日、時間帯を選びましょう。
アパートを退去する時の注意点
アパートはマンションよりも小規模でありますので、最低限、隣の方と上下の方にしっかりと挨拶をしておきましょう。自治会などは無い場合が多いですので、マンションの時よりは気を遣わなくても良い傾向にあります。
気をつけておく点としては、昔からある築年数が経っているアパートは退去の際に大幅な修繕費を請求されることがあります。これは実際にあったことで、通常であれば負担金がかからないはずなのに家主がリフォーム並みの請求を修繕費として請求した裁判があります。これは借り手側が勝ちましたがこういった悪徳なやり方をする家主もいますので、注意しましょう。
一軒家の場合
一軒家の場合は隣近所の方、所属している自治会などに挨拶をしっかりと行いましょう。引っ越しの際はかなりの労力がいると思いますので、余裕を持って行動することが大切になってきます。
また、一軒家の場合はマンションなどと比べて敷地も広いですし、庭なども含んでいる場合もありますので、しっかりと清掃などを行っておきましょう。
また、一軒家の場合は子供も一緒に住んでいる傾向にあります。子供がいると家に傷や汚れがつきやすいのでそのあたりもしっかりと確認しておきましょう。子供がつけた傷や汚れだとしても借り手側の過失になることが多いので、注意しておきましょう。
住居形態によって違いはあるがおおまかなところは同じ
マンション、アパート、一軒家それぞれ形態は違いますが、退去時に注意したいことの基本的な部分は同じです。周りの挨拶や、引っ越し時は周りに配慮すること、修繕費には注意することなどは物件種類別で大きな違いはなく、おおよそ一緒です。「どの形態でも退去時に注意したいポイントは似ている」と考えておいて差支えありません。